分散システムのメリットとは?

分散システム

みなさん、こんにちは


 情報系学生をやってます。ノイです。

 本日は、分散システムの利点について書いていきたいと思います。

 身の周りには、分散システムというものはあらゆる場所にあります。しかし、普段の生活では、「これが分散システムなんだ!!」と感じることはないでしょう。では、分散システムを使うメリットは何なのでしょうか。



分散システムの定義

 分散システムとは、利用者に対して単一で首尾一貫したシステムとして見える独立したコンピュータの集合のことです。また、仕事を複数のコンピュータで分担して行うシステムのことでもあります。

 首尾一貫ということで、処理の中では矛盾を含んではいけません。



集中処理と分散処理の違い

集中処理

 ・単一のコンピュータを中心として、その周辺の機器などで構成される。

 ・中心となる単一のコンピュータが全体を把握することができる。

 ・規模の変化に対して、対応性が低い。

 ・全体の最適化を行うことができる可能性がある。

 ・問題が複雑になれば、行うことができない可能性がある。

分散処理

 ・独立したコンピュータの集まりである。

 ・システム全体を把握できるコンピュータは存在しない。

・規模の変化に対して、対応性が高い。

 ・局所的な最適化はできるが、全体の最適化を行うことができない。

  → 全体がわからないから、全体が最適かどうかはそもそもわからない。





分散システムの目的

 分散システムという複数のコンピュータを使う方法を利用する理由には大きなものがあります。ここでは、3つ説明します。


  • 規模を大きくしやすい

 スーパーコンピュータに似たような性能のコンピュータを作ることは、分散システムを使うことで改善することができます。処理が増加するにつれて、機器の数を増やすことで、処理の増加に対応することができます。そのため、細かく分散していくことで、大きな処理でも対処可能になります。


  • コストが低い

 現在のコンピュータの100倍以上の性能を持つ機器を得るためのコストは100倍を大きく超えます。例えば、スーパーコンピュータ「京」は約1300億円の投資によって作られましたが、新しいスーパーコンピュータ「富岳」を作るためには、「京」のときよりも多くの費用がかかるだろうと考えられます。これは当然であり、高性能を求める続けていくと段々と難しくなっていきます。

10倍程度の性能を得るためには、同じものを10個作れば、ほぼ同性能の効果が得られます。この時、必要な価格は元のコンピュータの10倍程度で十分です。そのため、コスト面でも、たかが知れています。また、設計費用は1台分でいいので費用は減ります。

また、既存のコンピュータに少し性能を足したい場合、一つのコンピュータで対処しようとすれば一から設計図を作らなければいけないです。一方で分散システムでは、端末を1台追加すれば、対処できるかもしれません。

このように、コストを低くすることができます。


  • 故障による影響が少ない

 集中処理システムでは、中心となっている1台のコンピュータが故障すれば、システム全体が止まってしまいます。

 一方で、分散システムでは、複数のコンピュータで構成されているので、1台が故障したとしても、他のコンピュータが機能を代替すれば、システムは止まることなく動かし続けることができます。

 つまり、分散システムにすることで、処理を止めることなく延々と処理を継続させることができます。これは、ATMなど、止めることのできないシステムにおいて、とても大切な効果になります。




 

 以上が分散システムの利点でした。

 ご連絡ありがとうございました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました